スーパースクープ（2002年生、母ユキノトクユー）

スーパースクープ（2002年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「超特種」。毛色は鹿毛。種牡馬のゼネラリスト（当時9歳）と交配したユキノトクユーが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は山田祐三。戦績は、中央平地1戦0勝、地方12戦2勝2着3回。2004年のホワイトマズル賞で3着に入った他、2004年のエアジハード賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

5月5日、デビュー戦は藤倉寛幸騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマージョラムから2馬身差の2着に敗北した。

5月13日、連闘で迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のカネマサシンジョウに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月7日、中7週で迎えた3戦目は、2歳オープンのエアジハード賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳オープンのホワイトマズル賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのスペシャルウィーク賞（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤倉寛幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた6戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

10月13日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレタマモクロスをハナ差制して1着ゴールを果たした。

10月26日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのティンバーカントリー賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた9戦目は、2歳オープンのグラスワンダー賞（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月28日、中6週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

3歳（2005年）

1月17日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったナナタロウを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

3月11日、中7週で迎えた12戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の君子蘭特別（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したグローリアスキングにハナ差届かず2着に甘んじた。

3月22日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のもくれん特別（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。