アスクドゥラメンテ（2019年生、母プラウドスペル）

Ask Duramente

2019.02.04

アスクドゥラメンテ（2019年2月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+父名」。毛色は鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時7歳）と交配したプラウドスペルが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2021年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、廣崎利洋HDによって1億7,600万円で落札された。

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

9月18日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1800m 雨/不良）に出走。馬体重は516kg。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のナオミニデレデレヤに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2022年）

3月19日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったハピにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

4歳（2023年）

4月15日、約13か月の休み明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた3戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のロードマゼランに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月7日、中2週で迎えた4戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（京都ダート1900m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフームスムートを上がり3位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

8月5日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの柳都ステークス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を弾けさせて、最後は2着のバハルダールに1馬身3/4の差をつけて4勝目を収める

11月5日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、G3のみやこステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。

5歳（2024年）

2月3日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、アルデバランステークス（京都ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。