サンエイジャック（2014年生、母マドリガルスコア）

サンエイジャック（2014年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時16歳）と交配したマドリガルスコアが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。2017年のサファイア賞(M3)で2着に入った他、2017年のはまなす賞(M3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

瀬戸幸一厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2016年）

6月18日、デビュー戦は菅原辰徳騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。馬体重は452kg。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコナツチャンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月17日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

8月15日、中3週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の若鮎賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

9月18日、中4週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原辰徳騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のミスターシーバスをクビ差振り切って2勝目をつかんだ。

11月27日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（水沢ダート1600m 曇/重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で菅原辰徳騎手（7戦2勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた9戦目は、2歳地方重賞の寒菊賞（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原辰徳騎手（8戦2勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた10戦目は、2歳A（水沢ダート1400m 曇/不良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で菅原辰徳騎手（9戦2勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

3歳（2017年）

4月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、3歳M3のスプリングカップ（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で菅原辰徳騎手（10戦2勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

5月14日、中5週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた12戦目は、3歳M3のはまなす賞（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で菅原辰徳騎手（11戦2勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、勝ったソーディスイズラヴにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳M3のサファイア賞（盛岡芝2400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で菅原辰徳騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では上々の伸びを見せたが、ブラックロードに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中5週で迎えた14戦目は、3歳M2のオパールカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で菅原辰徳騎手（13戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた15戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のピーチパッション賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したコスモリョウゲツを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。