コナツチャン（2014年生、母フローラルタイム）

コナツチャン（2014年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時12歳）と交配したフローラルタイムが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）エムエム、ヤマダファーム。戦績は、地方38戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2017年のフウセンアサガオ賞(B1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、エムエム、ヤマダファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、松本桂昌によって216万円で落札された。

菅原勲厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2016年）

6月18日、デビュー戦は高松亮騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。馬体重は445kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったサンエイジャックに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

7月31日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の盛岡レディースデー賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。

8月23日、連闘で迎えた5戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では速い脚を使えず3着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた7戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた8戦目は、2歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた9戦目は、2歳B2（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月14日、連闘で迎えた10戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、2歳B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

12月12日、中3週で迎えた11戦目は、2歳C1一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた12戦目は、2歳C1一（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

3歳（2017年）

1月7日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

3月20日、中9週で迎えた14戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた16戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の姫神山賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（10戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したコスモローイエットを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

5月14日、中1週で迎えた18戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（11戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月4日、中2週で迎えた19戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のおおのキャンパス賞（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったジョリヴィサージュに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

6月12日、連闘で迎えた20戦目は、3歳戦のゴールデンカサブランカ賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた21戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の綾鷹賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るファインスパークを豪脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月8日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦のオレンジデイズ賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦のフウセンアサガオ賞（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のキウイチャンをハナ差振り切って雨中の大激戦を制した。

8月7日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦のルビーエクリプス賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で妹尾浩一朗騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

12月2日、約4か月の休養明けで迎えた25戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、オーシャン賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1九（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月30日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

4歳（2018年）

1月6日、連闘で迎えた28戦目は、ヒカルゲンジ賞（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた29戦目は、花信風賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた30戦目は、サクラ賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた31戦目は、タカネザクラ賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた32戦目は、ハルジオン賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るショーショーサを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて3勝目を手にした。

5月20日、中1週で迎えた33戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、エメラルドピンク賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた34戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、ジョッキーズCS第1ステージ第1戦（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始14番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

6月16日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた35戦目は、焼石岳賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

7月1日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた36戦目は、一般C1二（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた37戦目は、南アルプス天然水スパークリング賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（12戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、ゴットフリートに交わされて1馬身差の2着となった。

8月15日、中3週で迎えた38戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR盛岡第2戦（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。