ワイケイリズム（2004年生、母クリオネナオユキ）

ワイケイリズム（2004年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋リズム」。毛色は青鹿毛。種牡馬のトーホウエンペラー（当時8歳）と交配したクリオネナオユキが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）元道牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方32戦3勝2着5回。2007年ののじぎく賞(牝地方重賞)で2着に入った他、2007年の園田クイーンセレクション(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

平松徳彦厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2006年）

6月28日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。馬体重は485kg。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るホクザンパラダイスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月27日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の姫路プリンセスカップ（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた3戦目は、2歳T1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエンタノメガミを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って勝利を手に入れた。

11月8日、中3週で迎えた4戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のサラ・プリンセス特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフジノビビアンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

12月21日、中5週で迎えた5戦目は、平岩潤一騎手を鞍上に迎えて、2歳T1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

3歳（2007年）

1月17日、中3週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の園田クイーンセレクション（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエンタノメガミを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

3月1日、中5週で迎えた7戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた8戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリヴァーフィールドに4馬身の差をつけて制した。

4月15日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（5戦3勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた10戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳Jpn2の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

6月21日、中6週で迎えた11戦目は、3歳以上B1二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月25日、中4週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったエンタノメガミにねじ伏せられて6馬身差の2着に敗北した。

10月2日、中9週で迎えた13戦目は、3歳戦のオッズパーク特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ホクセツファミリーに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月25日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上A1一（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた15戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフリーマーケット開催記念特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、マイシスドリームに3/4馬身交わされて2着となった。

11月22日、中1週で迎えた16戦目は、報知中津特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

12月20日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上A1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

4歳（2008年）

1月10日、中2週で迎えた18戦目は、兵庫の特産品特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上A1一（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

4月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、4歳以上A1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた21戦目は、すみれ賞（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた22戦目は、神戸ビーフ特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上A1（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は下原理騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上A1二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた25戦目は、牝馬限定地方重賞の兵庫サマークイーン賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた26戦目は、やぶ特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上A1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平岩潤一騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた28戦目は、ほととぎす賞（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で平岩潤一騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

11月12日、中7週で迎えた29戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般A4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた30戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般A4（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた31戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般A4（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5歳（2009年）

1月1日、中2週で迎えた32戦目は、岐阜新聞・岐阜放送杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

1月8日、連闘で迎えた33戦目は、門松特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。