ホクセイエイカン（1989年生、母ホウヨウエイカン）

ホクセイエイカン（1989年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラガイセン（当時9歳）と交配したホウヨウエイカンが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ハクツ牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方33戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の中津ダービー。

経歴

デビュー前

中尾正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

1月18日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

1月26日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

3月22日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた5戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた6戦目は、樋口弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

5月25日、中5週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1180m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のブンゴヒカリに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月1日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアートチャペルに5馬身の差をつけて2勝目を手にした。

7月5日、中4週で迎えた9戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のウインドコスマーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月13日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミカイドウに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月2日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の中津ダービー（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。鞍上は石川浩文騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のポートレッドに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

8月24日、中2週で迎えた12戦目は、水戸賢二騎手を鞍上に迎えて、4歳A3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月20日、中3週で迎えた13戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた14戦目は、4歳B2（上山ダート1500m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた15戦目は、4歳B1（上山ダート1500m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で野元栄二騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた16戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（上山ダート1500m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた17戦目は、4歳B2（上山ダート1500m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は野元栄二騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた18戦目は、4歳B2（上山ダート1500m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1993年）

5月5日、約5か月の休養明けで迎えた19戦目は、小野輝彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月29日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた20戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野輝彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイファンタジーから半馬身差の2着となった。

6月12日、中1週で迎えた21戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般C1（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月20日、連闘で迎えた22戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は小野輝彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1ロ（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小野輝彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野輝彦騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカトウベルーに半馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

8月13日、中2週で迎えた25戦目は、山口高騎手を鞍上に迎えて、一般B3（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた26戦目は、一般B3イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小野輝彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野輝彦騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた28戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小野輝彦騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月13日、中4週で迎えた29戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野輝彦騎手（8戦1勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月23日、中0週で迎えた30戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小野輝彦騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた31戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小野輝彦騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパージュピターから1馬身半差の2着となった。

5歳（1994年）

1月3日、中2週で迎えた32戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小野輝彦騎手（11戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月4日、約3か月の休養明けで迎えた33戦目は、一般B3ハ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小野輝彦騎手（12戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月21日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小野輝彦騎手（13戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小野輝彦騎手（14戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月23日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小野輝彦騎手（15戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた37戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小野輝彦騎手（16戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月20日、連闘で迎えた38戦目は、一般B3ハ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で小野輝彦騎手（17戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた39戦目は、一般B3ロ（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で小野輝彦騎手（18戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。