サンタフェソレイユ（2004年生、母サンタフェトレイル）

サンタフェソレイユ（2004年2月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「サンタフェの太陽（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時6歳）と交配したサンタフェトレイルが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦1勝2着3回。2006年のフェアリーステークス(牝G3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

9歳のとき、ノーザンファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、天羽牧場によって1,375.5万円で落札された。

サンデーサラブレッドクラブにて総額2,400万円（60万×40口）で一口馬主が募集された。

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

9月9日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は426kg。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したマイネディアマンテにクビ差届かず2着に惜敗した。

9月30日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のカレンナサクラに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月14日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳500万下のサフラン賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したホットファッションに半馬身届かず2着に敗北した。

11月12日、中3週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳500万下の赤松賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、4着に終わった。

12月17日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳G3のフェアリーステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したアポロティアラを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。