テイエムマイスター（2003年生、母ドリームクロス）

テイエムマイスター（2003年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋専門家（独）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時13歳）と交配したドリームクロスが10歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方26戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の一般C10。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

11月26日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は518kg。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

12月11日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

3歳（2006年）

4月16日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、6着に入り込んだ。

5月27日、連闘で迎えた6戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

6月24日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい11着に終わった。

8月20日、中7週で迎えた8戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って16着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた10戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウワプレシャスから8馬身差の2着に敗北した。

10月4日、連闘で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーローマンに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月17日、中1週で迎えた12戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のサイレントインに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月8日、連闘で迎えた14戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月28日、連闘で迎えた16戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた17戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（4戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2007年）

1月2日、連闘で迎えた19戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C15（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月10日、連闘で迎えた20戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般C15（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた22戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のアサカラスタに3馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

2月14日、連闘で迎えた23戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（7戦3勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月6日、連闘で迎えた25戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のテンシノサマーに2馬身の差をつけて制した。

3月21日、中1週で迎えた26戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（8戦3勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月25日、中4週で迎えた27戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

5月13日、中2週で迎えた28戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた29戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月12日、中1週で馬体重を前走から25kg減らして迎えた30戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた31戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（9戦3勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた32戦目は、一般C11（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（9戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月25日、連闘で迎えた33戦目は、盛夏特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（10戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた34戦目は、精霊流し特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（11戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月29日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（12戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。