ハニーダッチェス（1988年生、母ハリービー）

経歴

デビュー前

3歳（1991年）

7月21日、デビュー戦は古川寛和騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

8月3日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ロクメンロッピにクビ差交わされて2着となった。

9月1日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で古川寛和騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエムテーロマンに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4歳（1992年）

3月7日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で古川寛和騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったビッグオーシャンをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

5月3日、中7週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川寛和騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

5月24日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で古川寛和騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

7月18日、中7週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の咲花特別（新潟ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で古川寛和騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で古川寛和騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、インターファンシーに交わされて5馬身差の2着となった。

8月23日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で古川寛和騎手（8戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（1993年）

3月14日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた10戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

6月12日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた11戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は古川寛和騎手（9戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（福島芝1800m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（10戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のグルメヒカリに2馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

10月2日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた13戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のサーストンベルガーに4馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

10月30日、中3週で迎えた14戦目は、津留千彰騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

12月5日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の美浦特別（中山芝2600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津留千彰騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、リードを5馬身以上確保して、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアイビーシチーに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6歳（1994年）

1月5日、中3週で迎えた16戦目は、迎春ステークス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津留千彰騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

6月19日、約5か月半の休み明けで迎えた17戦目は、福島テレビ杯（福島芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で津留千彰騎手（3戦1勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

8月14日、中7週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の新潟日報賞（新潟芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で津留千彰騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。