ウインザフィールド（1984年生、母メアリーウイン）

ウインザフィールド（1984年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシヤレー（当時8歳）と交配したメアリーウインが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は小田誠一。戦績は、中央平地19戦1勝2着2回、地方20戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

松永勇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

2月8日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3月15日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったセントアジアに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月18日、約6か月半の休養明けで迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったライトハンターに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

11月15日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のヤングローマンをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

12月5日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

4歳（1988年）

1月16日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で蛯名正義騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

2月14日、中3週で迎えた10戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

2月29日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた13戦目は、柴崎勇騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

5月29日、中6週で迎えた14戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、6着に入り込んだ。

6月18日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上400万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は柴崎勇騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上400万下（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

7月23日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上400万下（福島芝1800m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴崎勇騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた18戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の豊栄特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上400万下の羽黒山特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本間忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

11月11日、中9週で迎えた20戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（足利ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月15日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、一般B1（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアケノマンジユに1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

12月28日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1989年）

1月17日、中2週で迎えた24戦目は、女峰山特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた25戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般B1（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月23日、中0週で迎えた26戦目は、一般B1（宇都宮ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月28日、中4週で迎えた27戦目は、一般A2 B1（宇都宮ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月3日、中4週で迎えた28戦目は、佐々木泉騎手を鞍上に迎えて、一般B1（宇都宮ダート1600m 雨/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた29戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月4日、中4週で迎えた30戦目は、月見草特別（宇都宮ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐々木泉騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた31戦目は、ホオズキ特別（宇都宮ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木泉騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた32戦目は、つゆ草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木泉騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のタツミメトキに2馬身半の差をつけて3勝目を収める

9月4日、中3週で迎えた33戦目は、おみなえし特別（宇都宮ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木泉騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月1日、中7週で迎えた34戦目は、山口健治騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B1（宇都宮ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャムロックから4馬身差の2着となった。

11月22日、中2週で迎えた35戦目は、羽黒山特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口健治騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた36戦目は、川中子健二騎手を鞍上に迎えて、初冬特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（1990年）

1月8日、中4週で迎えた37戦目は、せんりょう特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川中子健二騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた38戦目は、大黒特別（足利ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木泉騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた39戦目は、立春特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木泉騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。