ビッグテンビー（1998年生、母モガミヒメ）

Big Tenby

1998.04.30

ビッグテンビー（1998年4月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のテンビー（当時8歳）と交配したモガミヒメが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村田牧場。戦績は、中央平地4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

梅内忍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

9月9日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（札幌芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のスクエアアウェイに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2001年）

11月25日、約14か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。18頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フラワーホーラーに交わされて2馬身半差の2着となった。

4歳（2002年）

7月6日、約7か月半の休み明けで迎えた3戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の下北半島特別（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

5歳（2003年）

4月20日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から34kg減らして迎えた4戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて16着に敗れた。