ワンダフルセンス（2014年生、母サマーセレナーデ）

ワンダフルセンス（2014年4月7日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「素晴らしい＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のストリートセンス（当時10歳）と交配したサマーセレナーデが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）高橋ファーム。主な勝ち鞍は2017年の一般C2六。

経歴

デビュー前

当歳のとき、高橋ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、中脇満から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、平島尚武によって756万円で落札された。

笹田和秀厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

3月20日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は406kg。18頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず17着に終わった。

8月19日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

9月24日、中4週で迎えた3戦目は、塚本弘隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた4戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた5戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

10月15日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったモードザナゲットに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月22日、連闘で迎えた7戦目は、としぼちゃん古希記念（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアクロスザシャインをハナ差振り切って初白星を挙げた。

11月7日、中1週で迎えた8戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレインボータワーを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

12月5日、中1週で迎えた10戦目は、機具岩ライトアップ特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったハクサングロウに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月26日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1八（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったミヤギノセンスに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

4歳（2018年）

1月11日、中1週で迎えた12戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた13戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた14戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったロイヤルルシアンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。