アクロスザシャイン（2014年生、母アクロスザライト）

アクロスザシャイン（2014年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋輝く」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時15歳）と交配したアクロスザライトが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方18戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2018年の一般C1六。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、森保彦によって756万円で落札された。

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

2月12日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

4月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/重）に出走。18頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。最後はタレてしまい16着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた4戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のムーンストーンフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

8月13日、中8週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた5戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳B1-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B10（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の石川県畜産協会長賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十三（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、イノレンジャーに交わされて1馬身差の2着となった。

10月22日、中1週で迎えた10戦目は、としぼちゃん古希記念（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたワンダフルセンス決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

11月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、一般C2九（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエイシンフローラに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で堀場裕充騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、デルマイヨマンテにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

12月5日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で堀場裕充騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で堀場裕充騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったレインボータワーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2018年）

3月26日、約3か月の休養明けで迎えた15戦目は、一般C2四（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で堀場裕充騎手（10戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2五（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で堀場裕充騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で堀場裕充騎手（12戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカワキタグロワールに8馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月22日、中1週で迎えた18戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったコウユーカゼニノリに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1六（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（13戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて、最後は2着のガッテンキャンパスに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

6月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（14戦3勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた21戦目は、金沢芸妓特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（15戦3勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。