デルマイヨマンテ（2014年生、母マダムブランシェ）

デルマイヨマンテ（2014年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋曲名より」。毛色は栗毛。種牡馬のキャプテントゥーレ（当時9歳）と交配したマダムブランシェが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。主な勝ち鞍は2018年のライフワークセミナーin金沢開催記念(一般B2五)。

経歴

デビュー前

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

11月20日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

3歳（2017年）

2月19日、中9週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

3月25日、中4週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

9月10日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の石川県畜産協会長賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

9月17日、連闘で迎えた8戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

9月24日、連闘で迎えた9戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のサンキューゴッドに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月8日、中1週で迎えた10戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、プラクティスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2八（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、イノレンジャーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったクーロゼに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月21日、中1週で迎えた13戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアクロスザシャインを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って単勝一倍台の支持に応えた。

12月10日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1九（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルウッドカペラに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4歳（2018年）

3月27日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、一般C1六（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアスターフィールに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

4月8日、中1週で迎えた16戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ファイトプラスに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月24日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は田知弘久騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエクセルビームに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月20日、中3週で迎えた18戦目は、一般B2三（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた19戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた20戦目は、県紙ひこうき大会特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、ライフトップガンに交わされて4馬身差の2着となった。

7月3日、中1週で迎えた21戦目は、金沢芸妓特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田知弘久騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

8月21日、中6週で迎えた22戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田知弘久騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた23戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で田知弘久騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。

10月9日、中5週で迎えた24戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた25戦目は、楽天競馬“ポッ娘”守永真彩賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて難なく抜け出し、最後は2着のパワーオブワードに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月2日、中3週で迎えた27戦目は、ライフワークセミナーin金沢開催記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトゥルースカイに1馬身の差をつけて制した。

5歳（2019年）

4月1日、約4か月の休み明けで迎えた28戦目は、一般B1三（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（7戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた29戦目は、楽天競馬で、もらってうれしいが貯まる特別（金沢ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（8戦4勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた30戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた31戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

6月4日、連闘で迎えた32戦目は、楽天スーパーポイント貯めよう楽天競馬賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた33戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた34戦目は、彦星賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた35戦目は、グラジオラス賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた36戦目は、ダリア賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた37戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、木本鴻ダイエット成功記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた39戦目は、金沢三文豪徳田秋声賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた40戦目は、ミヤマリンドウ賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田勇真騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。