サンキューゴッド（2014年生、母アンナヴァン）

サンキューゴッド（2014年3月30日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「神様に感謝」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時8歳）と交配したアンナヴァンが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2018年の千枚田あぜのきらめき特別(一般C1一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、星野寿市によって3,240万円で落札された。

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

9月25日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

12月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

3歳（2017年）

3月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg減らして迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

5月21日、中5週で迎えた5戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいいところがなく14着に終わった。

7月30日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、3歳B1-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

8月13日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた7戦目は、3歳B1-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B10（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の富山県畜産振興協会長賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西森将司騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西森将司騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったデルマイヨマンテにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

10月8日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十二（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で西森将司騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた12戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた13戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2十（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったアスターフィールに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月21日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2九（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2018年）

3月25日、約3か月の休養明けで迎えた16戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったディジョンに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

4月1日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田勇真騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ブラウンアジタートに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田勇真騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアトムフェニックスに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月3日、中4週で迎えた20戦目は、一般C1七（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田勇真騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1八（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田勇真騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったシンゲキに詰め切れず、約18馬身差の2着となった。

7月1日、中1週で迎えた22戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C1八（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハクサンナチュラルをハナ差だけ差し切って2勝目を手中に収めた。

7月17日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた24戦目は、皆月山王祭特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（6戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

9月5日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったデルマネライウチに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

9月25日、中2週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた27戦目は、一般B2六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた28戦目は、千枚田あぜのきらめき特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田勇真騎手（9戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るテンエイハヤブサを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

10月30日、中2週で迎えた29戦目は、平成30年北海道胆振東部地震被災者支援（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田勇真騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた30戦目は、ふれてみるいしかわの文化展（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で柴田勇真騎手（11戦2勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた31戦目は、志賀町を描く美術展（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で柴田勇真騎手（12戦2勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田勇真騎手（13戦2勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた33戦目は、一般B1四（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったカルマクイーンにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

5歳（2019年）

3月26日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた34戦目は、一般B2二（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったアメリカンイーグルにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

4月2日、連闘で迎えた35戦目は、サバ祭り特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（14戦2勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、勝ったネオブラストにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

4月14日、中1週で迎えた36戦目は、楽天競馬で、もらってうれしいが貯まる特別（金沢ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（15戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた37戦目は、中黒家・榊原家の結婚式の祝儀を稼ごう杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田勇真騎手（16戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた38戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田勇真騎手（17戦2勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田勇真騎手（18戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

6月4日、連闘で迎えた40戦目は、一般B2五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田勇真騎手（19戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。