バンブーアゲイン（1985年生、母キャロルバンブー）

バンブーアゲイン（1985年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンプリンス（当時16歳）と交配したキャロルバンブーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、中央平地15戦0勝2着2回、地方23戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の一般C1-2。

経歴

デビュー前

島崎宏厩舎（栗東）へ入厩。

4歳（1989年）

2月4日、デビュー戦は合谷喜壮騎手を鞍上に据えて、5歳以上400万下の香春岳特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた2戦目は、小谷祐司騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた3戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、タマモチューズに半馬身交わされて2着となった。

3月25日、中1週で迎えた4戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

4月23日、中3週で迎えた5戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（新潟ダート1200m 小雨/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた6戦目は、関野弘行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（新潟芝1400m 外回り曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

6月17日、中5週で迎えた7戦目は、5歳以上400万下（中京芝1200m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は合谷喜壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月2日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上400万下（中京芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は合谷喜壮騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた10戦目は、丸山勝秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、逃げるサクセスドリームに半馬身届かず2着となった。

8月26日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

9月2日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

9月30日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下の雄国沼特別（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は合谷喜壮騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

10月28日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下の野地特別（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上400万下の秋元湖特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で合谷喜壮騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

5歳（1990年）

1月7日、中8週で迎えた16戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルライフに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月22日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月30日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケハナプリンスから1馬身差の2着に敗北した。

3月4日、中4週で迎えた19戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリードプレスから3馬身差の2着に敗北した。

3月30日、中3週で迎えた20戦目は、細川忠義騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のタケハナプリンスに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月22日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月30日、中5週で迎えた23戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月8日、連闘で迎えた24戦目は、一般C1-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（7戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月6日、中3週で迎えた25戦目は、一般B3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月1日、中3週で迎えた26戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、月見草特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月7日、中4週で迎えた27戦目は、四宮幸志騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（高知ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた28戦目は、楓特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は北野真弘騎手（9戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた29戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（10戦2勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた30戦目は、別府真司騎手を鞍上に迎えて、一般C1-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（1991年）

1月8日、中1週で迎えた31戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた32戦目は、一般B3（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は細川忠義騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月27日、中4週で迎えた33戦目は、一般B3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川忠義騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川忠義騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1-1（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で細川忠義騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた38戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。