マルワベスト（1989年生、母ベストマロツト）

マルワベスト（1989年5月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のミヤシロオー（当時10歳）と交配したベストマロツトが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は門別賢一。戦績は、地方32戦7勝2着7回。主な勝ち鞍は1991年の全日本アラブ争覇。

経歴

デビュー前

広瀬龍夫厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（1991年）

6月23日、デビュー戦は木村佳世騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（浦和ダート800m 雨/重）に出走。馬体重は460kg。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルワスターから1馬身半差の2着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた2戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のテングボーイに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月1日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルワスターに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

8月18日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったテングボーイからクビ差の2着に甘んじた。

9月29日、中5週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったテングボーイから2馬身半差の2着に敗北した。

10月24日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のもくせい特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（4戦2勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のテングボーイに2馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。

11月22日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（5戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒタチトウザイに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月18日、中3週で迎えた8戦目は、2歳戦の全日本アラブ争覇（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤隆騎手（6戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のワカゾノヒットに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

3歳（1992年）

2月26日、中9週で迎えた9戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 晴/良）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒタチトウザイから2馬身差の2着に敗北した。

3月12日、中1週で迎えた10戦目は、松山城特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は木村佳世騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた11戦目は、岩槻城特別（浦和ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村佳世騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月30日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の千鳥賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（7戦5勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4歳（1993年）

1月8日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、早川特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（8戦5勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた14戦目は、橋本正典騎手を鞍上に迎えて、練馬区特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた15戦目は、松山城特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は木村佳世騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月12日、約4か月半の休み明けで迎えた16戦目は、川崎勝良騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A2（上山ダート1700m 小雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般A2（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川崎勝良騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた18戦目は、葉月特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川崎勝良騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシカツホマレから半馬身差の2着となった。

9月13日、中3週で迎えた19戦目は、長月特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川崎勝良騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサカモトテットから1馬身差の2着に敗北した。

9月28日、中1週で迎えた20戦目は、長月特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川崎勝良騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた21戦目は、新潟平成カップ（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川崎勝良騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月9日、中3週で迎えた22戦目は、アラ系一般A1（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川崎勝良騎手（6戦0勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた23戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、月山大賞典（上山ダート2300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた24戦目は、師走特別（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のカガヤキヨシオーに3馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

5歳（1994年）

4月19日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、卯月特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた26戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A1（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月15日、中0週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた27戦目は、アラ系一般A2（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は三浦誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレロマンスに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月31日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般A1（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（4戦2勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったセラミツクボーイから3馬身差の2着となった。

6月14日、中1週で迎えた29戦目は、紅花賞（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三浦誠騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた30戦目は、水無月特別（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で三浦誠騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月24日、中3週で迎えた31戦目は、アラ系一般A2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦誠騎手（7戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月30日、約3か月半の休養明けで迎えた32戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、サテライト特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。