ビップピュアハート（2013年生、母ビップピュアレディ）

ビップピュアハート（2013年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部＋心」。毛色は栗毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時12歳）と交配したビップピュアレディが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方18戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2016年の3歳。

経歴

デビュー前

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

9月26日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた2戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた3戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

3歳（2016年）

3月19日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り曇/重）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

4月14日、中3週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた5戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったカンテラガールに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の玄己君誕生日記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったパイナップルキングに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、ゴールデンビーンズに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では弾けるような伸びで驀進したが、マイネルワープにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月13日、中1週で迎えた9戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

7月15日、中4週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の「久保善寛」記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のサムライッコをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

9月26日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井友彦騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井友彦騎手（10戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた17戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C17 20（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（11戦1勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた19戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた20戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（13戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、マイネルラザンツに交わされて1馬身半差の2着となった。

4歳（2017年）

1月12日、中1週で迎えた21戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（14戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

1月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手（15戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。