ウエスタンナイン（1985年生、母ウエスタンエーザン）
Western Nine
1985.02.28
ウエスタンナイン（1985年2月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノノアルコ（当時14歳）と交配したウエスタンエーザンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鵜木 良治。戦績は、中央平地13戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1987年）
11月8日、デビュー戦は柿元嘉和騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。20頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。
11月28日、中2週で迎えた2戦目は、五十嵐忠男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。
12月27日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は柿元嘉和騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。
3歳（1988年）
1月9日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。
5月15日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐忠男騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて10着に終わった。
6月12日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐忠男騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
6月25日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐忠男騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、マチカネソウダッセに半馬身交わされて2着となった。
7月9日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐忠男騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。
7月24日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐忠男騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったホッカイローマンに詰め切れず、7馬身差の2着となった。
7月31日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐忠男騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のコクサイオリエントに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
9月10日、中5週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐忠男騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。
9月24日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐忠男騎手（8戦1勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。
10月9日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。