アドバートリアル（1995年生、母ダーリングフィリー）

アドバートリアル（1995年6月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイトスポット（当時8歳）と交配したダーリングフィリーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）明和牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の4歳C1ロ。

経歴

デビュー前

佐藤全弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

1月10日、デビュー戦は高山太郎騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。馬体重は530kg。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず12着に終わった。

3月2日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

4月11日、中5週で迎えた4戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、4歳C1ロ（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウステルスに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月4日、中2週で迎えた5戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゴールデンシリーズ第6戦（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた6戦目は、4歳C1イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月6日、連闘で迎えた7戦目は、4歳C1イ（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた8戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、4歳C1イ（新潟(地)ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフォスターロイヤルから4馬身差の2着となった。

9月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、4歳B3（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。