ゴールデンナイト（1988年生、母バウンティフルアイ）

ゴールデンナイト（1988年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘイルトウサクセス（当時22歳）と交配したバウンティフルアイが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカヤノ牧場。戦績は、中央平地22戦3勝2着2回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1992年の不知火特別(500万下)。

経歴

デビュー前

吉田三郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

11月3日、デビュー戦は林満明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

11月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のテンリプリンスに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1991年）

5月18日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、4歳500万下のこでまり賞（京都芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で林満明騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で林満明騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

8月10日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下の指宿特別（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で林満明騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に敗れた。

11月17日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月30日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた9戦目は、松田幸春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の濃尾特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

4歳（1992年）

1月5日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中竹和也騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったスピードイーグルに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

1月26日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月23日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神芝1600m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のフレックスマーチをクビ差振り切って久方ぶりに白星を挙げた。

6月7日、中1週で迎えた14戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神芝1600m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったワンダーブラストに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下の御嶽特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は林満明騎手（6戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり最後はリキダイヤモンドと並んで7着同着となった。

7月11日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の木曽駒特別（中京芝1800m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

8月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上500万下の不知火特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で林満明騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線に入ると、前で粘るマチカネツラヌキを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。

10月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、4歳以上900万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で林満明騎手（10戦2勝）。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では最後まで息が続かず18着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の東山特別（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で林満明騎手（11戦2勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

12月13日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下の高砂特別（阪神芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で林満明騎手（12戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた22戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の千種川特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

5歳（1993年）

9月12日、約8か月半の休養明けで迎えた23戦目は、本忠司騎手を鞍上に迎えて、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。