リバーパッション（2004年生、母ゴールデンルージュ）

リバーパッション（2004年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋情熱」。毛色は栗毛。種牡馬のチーフベアハート（当時11歳）と交配したゴールデンルージュが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山本通則。戦績は、中央平地19戦0勝2着1回、地方31戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の3歳以上B2-4。

経歴

デビュー前

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

2月18日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/重）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

3月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

5月5日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

6月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝2500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、伸びてきたカーリングストーン決め手に屈してクビ差の2着となった。

6月30日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

7月28日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝2600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で角田晃一騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月2日、中4週で迎えた8戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

10月23日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月7日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた11戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオールザサクラに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月21日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた12戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったケージーヘイローから3馬身差の2着となった。

12月5日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノブレイブからハナ差の2着に惜敗した。

12月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2008年）

4月23日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムホープフルからクビ差の2着に甘んじた。

8月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、喰堂特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（8戦1勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた21戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1 2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタガノヴォイスから1馬身差の2着となった。

10月29日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月15日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、神楽酒造そば焼酎天照杯（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮平鷹志騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月3日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた25戦目は、笹木美典騎手を鞍上に迎えて、富士通賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた26戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2009年）

4月11日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた27戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下の燧ヶ岳特別（福島芝2600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

6月7日、中5週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上500万下の糸魚川特別（新潟芝2000m 外回り雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋司騎手（4戦0勝）。18頭立ての17番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で郷原洋司騎手（5戦0勝）。18頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり17着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で郷原洋司騎手（6戦0勝）。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた34戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で郷原洋司騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

10月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、3歳以上500万下（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で郷原洋司騎手（8戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。最後は力尽きて16着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた36戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

12月6日、中5週で迎えた37戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた38戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のカノヤグッドラックを半馬身振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

6歳（2010年）

1月11日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（10戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた41戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（11戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた42戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた43戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた44戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（13戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた45戦目は、薩摩街道府中宿賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（14戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた46戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた47戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦1勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた48戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた49戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた50戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（4戦1勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。