ハギノグランドール（1989年生、母オオシマスズラン）

Hagino Grandor

1989.03.06

ハギノグランドール（1989年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時8歳）と交配したオオシマスズランが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大島牧場。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は1991年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

伊藤修司厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

7月6日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のワンステップアップに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳G3の札幌3歳ステークス（札幌芝1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

11月2日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、2歳G2のデイリー杯3歳ステークス（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

3歳（1992年）

4月18日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、4歳500万下のはなみずき賞（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（3戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

5月16日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下のあやめ賞（京都芝2200m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で河内洋騎手（4戦1勝）。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に敗れた。