ネイビーターフ（1988年生、母アロハキャリー）

ネイビーターフ（1988年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時9歳）と交配したアロハキャリーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ファームガバナー。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方24戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は1992年のゴールデンジョッキー(B3)。

経歴

デビュー前

境征勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

9月30日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は432kg。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた2戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったエドノトウコウにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

3歳（1991年）

6月30日、約8か月半の休養明けで迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた5戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1800m 小雨/重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は小島太騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

8月25日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

9月29日、中4週で迎えた8戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高橋明騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた10戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

4歳（1992年）

4月7日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた11戦目は、今治宏信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4-2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた12戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C4-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今治宏信騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のリスクトウコウに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月25日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C3-1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今治宏信騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C3-1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今治宏信騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエリモキッズから半馬身差の2着となった。

6月21日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C3-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で今治宏信騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C3-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で今治宏信騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハイパーアクティブに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月21日、中1週で迎えた18戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今治宏信騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったランドウからアタマ差の2着となった。

8月4日、中1週で迎えた19戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今治宏信騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月28日、中7週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で今治宏信騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジヒロミツからクビ差の2着に甘んじた。

10月10日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で今治宏信騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のプリモルスキーに1馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

10月25日、中1週で迎えた22戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で今治宏信騎手（10戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のラウンドステップに2馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。

11月8日、中1週で迎えた23戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で今治宏信騎手（11戦4勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月17日、連闘で迎えた24戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で今治宏信騎手（12戦4勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモワクセイから1馬身差の2着となった。

11月29日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C1-2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で今治宏信騎手（13戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモキングに1馬身の差をつけて制した。

12月15日、中1週で迎えた26戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキー（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のモンヒカリに3馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

5歳（1993年）

4月11日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた27戦目は、黒木豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒木豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒木豊騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた30戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒木豊騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で黒木豊騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で黒木豊騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上B2-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で黒木豊騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月15日、中5週で迎えた34戦目は、4歳以上B2-2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で黒木豊騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。