ダンツクオリティ（2006年生、母プレザントソーサリス）

ダンツクオリティ（2006年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋高級品」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時7歳）と交配したプレザントソーサリスが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方3戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、杵臼牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、山元哲二によって1,155万円で落札された。

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

10月4日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は486kg。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず最後はレッドソルジャーと並んで10着同着となった。

11月29日、中1週で迎えた5戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

3歳（2009年）

6月21日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた7戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

9月10日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

9月25日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた9戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた10戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。