ピラーオブファイア（2006年生、母マイアミガルチ）

ピラーオブファイア（2006年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「火の柱」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時13歳）と交配したマイアミガルチが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北星村田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方43戦1勝。主な勝ち鞍は2010年の一般C4五。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北星村田牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

12月13日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は442kg。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

3歳（2009年）

2月22日、中9週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

6月6日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 小雨/重）に出走。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず18着に終わった。

7月7日、中3週で迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

7月17日、中0週で迎えた5戦目は、3歳B9（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

8月18日、中4週で迎えた6戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B9（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B9（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

9月22日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦の砂の質☆小さなヒナゲシ記念（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B9（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の康生奥原町青壮年団退団記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

10月25日、連闘で迎えた12戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた13戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた14戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4五（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

12月30日、連闘で迎えた17戦目は、一般C4六（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は米倉知騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

4歳（2010年）

1月17日、中2週で迎えた18戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般C30（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた19戦目は、WEEKENDDREAM盃（笠松ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

2月21日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、一般C31（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた21戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、吉野莉菜1歳誕生日記念（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

4月4日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた22戦目は、一般C4四（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は米倉知騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

5月4日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた23戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、智英★恵美結婚おめでとう杯（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

5月9日、連闘で迎えた24戦目は、一般C4七（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

5月16日、連闘で迎えた25戦目は、一般C4五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

5月23日、連闘で迎えた26戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

5月30日、連闘で迎えた27戦目は、一般C4五（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

6月6日、連闘で迎えた28戦目は、一般C4六（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

6月13日、連闘で迎えた29戦目は、一般C4五（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた30戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、一般C4五（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

7月9日、中0週で迎えた31戦目は、一般C4五（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタイムサイクルに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月20日、中1週で迎えた32戦目は、根上七夕まつり特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3五（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

8月1日、連闘で迎えた34戦目は、一般C4二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

8月8日、連闘で迎えた35戦目は、一般C4四（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

8月15日、連闘で迎えた36戦目は、一般C4二（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた37戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、一般C4四（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた38戦目は、一般C4四（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた39戦目は、一般C4三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた40戦目は、一般C4二（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた41戦目は、一般C4二（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた42戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、いどり祭り特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた43戦目は、一般C4二（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた44戦目は、UFOの町特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた45戦目は、一般C4二（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

5歳（2011年）

1月3日、中1週で迎えた46戦目は、新年初夢特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。