ツーエムフリーク（2020年生、母ジュリエッタ）
Two M Fleek
2020.03.14
ツーエムフリーク（2020年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時15歳）と交配したジュリエッタが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は川越ファーム。主な勝ち鞍は2024年の4歳C3。
経歴
デビュー前
1歳のとき、川越ファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、村上憲政によって1,100万円で落札された。
小澤宏次厩舎（浦和）へ入厩。
4歳（2024年）
1月12日、デビュー戦は山中悠希騎手を鞍上に据えて、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は519kg。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るジャズピアニストを上がり1位の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。
3月29日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、一般C3（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウベニバナに約11馬身の大差をつけて断然の支持に応えた。
5月23日、中7週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた3戦目は、一般C3三（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山中悠希騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヨドノホマレに約13馬身の大差をつけて負け無しの3連勝を決めた。
7月16日、中7週で迎えた4戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山中悠希騎手（3戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のエコロアジェンダをクビ差振り切って負け知らずの4連勝を決めた。
5歳（2025年）
1月9日、約6か月の休養明けで迎えた5戦目は、一般C3二三（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山中悠希騎手（4戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のサマーストーリーに3馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。
2月28日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、越生町のマスコット「うめりん」賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山中悠希騎手（5戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のリッキオに4馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。
3月18日、中2週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた7戦目は、幸手のマスコット「さっちゃん」賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山中悠希騎手（6戦6勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイヘイノヨに7馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。
4月21日、中4週で迎えた8戦目は、さいたま市内半日観光ルート賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山中悠希騎手（7戦7勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて、最後は2着のシゲルツキミザケをクビ差振り切って無傷の8連勝を決めた。
9月24日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C2（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山中悠希騎手（8戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のキミハレモネードに2馬身半の差をつけて無傷の9連勝を決めた。
10月31日、中4週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた10戦目は、一般C1五六（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山中悠希騎手（9戦9勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のエコロスヴァルに1馬身の差をつけて無傷の10連勝を決めた。
11月27日、中3週で迎えた11戦目は、とちぎ和牛賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山中悠希騎手（10戦10勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のハブルに3馬身の差をつけて無傷の11連勝を決めた。