タイガーゼット（1996年生、母ハーモニカ）

Tiger Z.

1996.02.24

タイガーゼット（1996年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトニービン（当時13歳）と交配したハーモニカが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）平成ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方12戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の一般C6。

経歴

デビュー前

田所清広厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

4月25日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り 小雨/良）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

5月9日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

5月30日、中2週で馬体重を前走からさらに18kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

9月11日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

10月2日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は山田泰誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

4歳（2000年）

4月23日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた8戦目は、千場俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C6ハ（上山ダート1250m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月30日、連闘で迎えた9戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、一般C6ハ（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた10戦目は、一般C6ハ（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は千場俊彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月28日、連闘で迎えた11戦目は、一般C6（上山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は野元栄二騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のターフストーミングに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月12日、中1週で迎えた12戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、一般C6ロ（上山ダート1250m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた13戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般C6ハ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエブロスゼットに1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般C6イ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般C6（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた16戦目は、一般C6ロ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は野元栄二騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキハタシャダイから2馬身差の2着となった。

8月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般C6（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般C6イ（上山ダート1250m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野元栄二騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のグッドフェイスに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月10日、中3週で迎えた19戦目は、一般C6イ（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で野元栄二騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。