ホウユウロイヤル（1987年生、母カネロング）
Hoyu Royal
1987.05.30
ホウユウロイヤル（1987年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロイヤルコーチ（当時5歳）と交配したカネロングが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）友田牧場。戦績は、中央平地32戦4勝2着1回、地方16戦0勝。主な勝ち鞍は1992年の睦月賞(900万下 ハンデ)。
経歴
デビュー前
中尾謙太郎厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1989年）
9月10日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 雨/不良）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。
9月24日、中1週で迎えた2戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（函館芝1000m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。
10月22日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。
11月5日、中1週で迎えた4戦目は、田島裕和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。
11月25日、中2週で迎えた5戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。
12月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は田島裕和騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
12月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったシルクポーラに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。
3歳（1990年）
3月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。
3月24日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のエリモフェローに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
4月14日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下のはなみずき賞（阪神芝2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。
5月12日、中3週で迎えた11戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のあやめ賞（京都芝2200m 外回り 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のタニノファストに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。
7月8日、中7週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳900万下のやまゆりステークス（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（5戦1勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のグランドゴールドをアタマ差振り切って3勝目を挙げた。
9月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、3歳G2の神戸新聞杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。
10月13日、中2週で迎えた14戦目は、嵐山ステークス（京都芝3000m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は岡潤一郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。
12月16日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、オリオンステークス（京都芝2400m 外回り 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。
4歳（1991年）
1月12日、中3週で迎えた16戦目は、万葉ステークス（京都芝3000m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。
1月27日、中1週で迎えた17戦目は、関門橋ステークス（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田島裕和騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。
2月9日、中1週で迎えた18戦目は、すばるステークス（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（7戦2勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。
2月23日、中1週で迎えた19戦目は、関ケ原ステークス（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（8戦2勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。
3月30日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、修学院ステークス（京都芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（9戦2勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。
6月23日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg戻して迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の道新スポーツ賞（札幌芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。
7月20日、中3週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の阿寒湖特別（札幌芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。
7月28日、連闘で迎えた23戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のUHB賞（札幌芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。
9月15日、中6週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の志摩特別（中京芝2000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は村本善之騎手（10戦2勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。
9月29日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上900万下の夕月特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（11戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。
10月13日、中1週で迎えた26戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都芝1800m 外回り 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。
10月27日、中1週で迎えた27戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の鞍馬特別（京都芝1400m 外回り 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。
11月2日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上900万下（京都芝1600m 外回り 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は日吉正和騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。
11月23日、中2週で迎えた29戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の豊明特別（中京芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。
12月14日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の天竜川特別（中京芝2500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。
5歳（1992年）
1月11日、中3週で迎えた31戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の睦月賞（京都芝2400m 外回り 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るハギノサキガケをハナ差だけ差し切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。
2月1日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の飛鳥ステークス（京都芝1800m 外回り 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は松永幹夫騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。
6月24日、約5か月の休養明けで迎えた33戦目は、柿本政男騎手を鞍上に迎えて、ジューンハンデ特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7月8日、中1週で迎えた34戦目は、ルビー特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿本政男騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月26日、中2週で迎えた35戦目は、トワイライトカップ（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿本政男騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
8月25日、中3週で迎えた36戦目は、銀河特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿本政男騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月28日、約4か月の休み明けで迎えた37戦目は、千葉TV放送盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿本政男騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。
6歳（1993年）
1月29日、中4週で迎えた38戦目は、白富士特別（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で柿本政男騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
2月16日、中2週で迎えた39戦目は、フラワーライン特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿本政男騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月22日、中8週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた40戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、東海キング（名古屋ダート1800m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月5日、中1週で迎えた41戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、青葉賞（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
7歳（1994年）
3月7日、約10か月の休み明けで迎えた42戦目は、半杭議騎手を鞍上に迎えて、B2ハ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月25日、中2週で迎えた43戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で半杭議騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた44戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月4日、中1週で迎えた45戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月18日、中1週で迎えた46戦目は、小竹清一騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月27日、中5週で迎えた47戦目は、田村光則騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月12日、中1週で迎えた48戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村光則騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。