マイティーマインド（1984年生、母ハマノギフト）

マイティーマインド（1984年5月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモーニングフローリツク（当時9歳）と交配したハマノギフトが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）へいはた牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害13戦2勝2着1回、地方3戦0勝。1988年の京都大障害（春）(重賞)で2着に入った他、1988年の京都大障害（秋）(重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

戸山為夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

4月5日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は504kg。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

4月11日、連闘で迎えた2戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

4月18日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた4戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

11月21日、約6か月半の休養明けで迎えた6戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は林満明騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた7戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のインターツクバに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月27日、中2週で迎えた8戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1988年）

1月9日、中1週で迎えた9戦目は、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

1月17日、連闘で迎えた10戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3290m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で林満明騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月14日、中3週で迎えた11戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で林満明騎手（6戦1勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月19日、中4週で迎えた12戦目は、藤原哲朗騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のリアルテイオウに9馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月9日、中2週で迎えた13戦目は、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で藤原哲朗騎手（1戦1勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月7日、中3週で迎えた14戦目は、重賞の京都大障害（春）（京都障害芝3270m 雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で藤原哲朗騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニンアピールから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月8日、約5か月の休養明けで迎えた15戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。鞍上は林満明騎手（7戦1勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。鞍上は藤原哲朗騎手（3戦1勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた17戦目は、重賞の京都大障害（秋）（京都障害芝3270m 曇/良）に出走。鞍上は林満明騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1989年）

5月6日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、重賞の京都大障害（春）（京都障害芝3270m 小雨/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月19日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から28kg戻して迎えた19戦目は、松田路博騎手を鞍上に迎えて、暑寒別賞（岩見沢ダート2000m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた20戦目は、安藝郁治騎手を鞍上に迎えて、雄冬賞（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた21戦目は、ステイヤーズカップ（岩見沢ダート2600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藝郁治騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。