エリモサンライズ（1991年生、母エリモソアラ）

エリモサンライズ（1991年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時18歳）と交配したエリモソアラが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地27戦2勝2着2回、地方25戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

大久保正陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

11月7日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は498kg。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

11月13日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったサドンデスにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

11月27日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のタヤススーペリアルを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

12月11日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのシクラメンステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた5戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のさざんか賞（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

3歳（1994年）

1月5日、中0週で迎えた6戦目は、4歳500万下の若菜賞（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

2月13日、中5週で迎えた7戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた8戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のゆきやなぎ賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

8月28日、約6か月の休養明けで迎えた9戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下のノサップ岬特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の横津岳特別（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の箕面特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は勢いを失って17着に終わった。

11月13日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田伸二騎手（4戦0勝）。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着を確保した。

11月27日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田伸二騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、4着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中京芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は藤井正輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたアインフロイライン決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

4歳（1995年）

1月8日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

1月29日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた17戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 雪/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

2月4日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた18戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のタニノカレッジを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

2月18日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下の木津川特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

7月30日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤井正輝騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

8月13日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた21戦目は、4歳以上500万下の基坂特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（7戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は藤井正輝騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下の湯浜特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（4戦0勝）。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた24戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 小雨/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

10月8日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた25戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（1戦1勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

10月21日、中1週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた26戦目は、4歳以上500万下の長岡特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤井正輝騎手（5戦0勝）。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（2戦1勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

5歳（1996年）

6月23日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた28戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般A3（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた29戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、一般A3（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた30戦目は、文月特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は須田英之騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた31戦目は、一般A3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた32戦目は、一般A2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた33戦目は、長月特別（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた34戦目は、一般A3（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた35戦目は、水戸賢二騎手を鞍上に迎えて、長月特別（上山ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた36戦目は、一般A3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は須田英之騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた37戦目は、神無月特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた38戦目は、一般A3（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた39戦目は、一般A3（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木義久騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた40戦目は、山口修騎手を鞍上に迎えて、師走特別（上山ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（1997年）

4月28日、約4か月半の休養明けで迎えた41戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた42戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は須田英之騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた43戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた44戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手（7戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

7歳（1998年）

4月14日、約10か月半の休み明けで迎えた45戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は須田英之騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月26日、中5週で迎えた46戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた47戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は須田英之騎手（8戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた48戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた49戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（9戦0勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた50戦目は、一般D3ニ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミノダージリンから2馬身半差の2着となった。

8月4日、中1週で迎えた51戦目は、一般D3ニ（上山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は須田英之騎手（10戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた52戦目は、一般D3（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（11戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。