シアージスト（2019年生、母Orphea）

Theurgist

2019.03.11

シアージスト（2019年3月11日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「神業」。毛色は鹿毛。種牡馬のGhostzapper（当時19歳）と交配したOrpheaが11歳のときに産んだ仔が本馬である。2024年の京葉ステークス(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

7月3日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。馬体重は560kg。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

デビュー前

新子雅司厩舎（兵庫）へ入厩。

4歳（2023年）

1月27日、約7か月の休み明けで迎えた2戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では自慢の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のエコロデビルに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月15日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフィールザコメットに約10馬身の大差をつけて断然人気に応えた。

3月7日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、4歳以上C1一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトモジャバロンドに8馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月25日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

7月22日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のセキテイオーに2馬身半の差をつけて優勝

11月12日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のシラキヌに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上3勝クラスの妙見山ステークス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続でJ.モレイラ騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

5歳（2024年）

1月6日、中4週で迎えた9戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの門松ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

3月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上3勝クラスのブラッドストーンステークス（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダノンセシボンに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月7日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、京葉ステークス（中山ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鬼脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のファーンヒルをクビ差振り切って7勝目をつかんだ。

5月25日、中6週で迎えた12戦目は、欅ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上はJ.モレイラ騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。