シグナス（2004年生、母チョウカイミズホ）

シグナス（2004年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「白鳥座」。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時12歳）と交配したチョウカイミズホが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）川端牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方15戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川端牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、川端牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、永田清男によって504万円で落札された。

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

10月7日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

3歳（2007年）

3月3日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

4月13日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトカチエースを鮮烈な末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

4月19日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るフオテイクリークを異次元の末脚でハナ差だけ差し切ってファンの高評価に応えた。

4月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したワージングを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

5月7日、連闘で迎えた7戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったプリミティーヴに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

6月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

4歳（2008年）

2月23日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から7kg絞って迎えた10戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

4月13日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C2 11（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた12戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C2 11（福山ダート1250m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2-10（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月1日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2 11（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタイヤングに2馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

6月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2-9（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオブリマミーに1馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。

6月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡田祥嗣騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月20日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2-9（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったセトウチアキレスから1馬身差の2着となった。

7月27日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2-11ロ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラリオスから半馬身差の2着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた19戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。