シゲルクロジャガー（2014年生、母プリンシプルレディ）

シゲルクロジャガー（2014年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋動物名『クロジャガー』」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のナカヤマフェスタ（当時8歳）と交配したプリンシプルレディが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大北牧場。主な勝ち鞍は2019年の友彦&美留季結婚記念(一般C2三四)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大北牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって324万円で落札された。

伊藤正徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

7月17日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

12月10日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

3歳（2017年）

1月28日、中6週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた4戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るパチパチパチを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月26日、中3週で迎えた5戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた6戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウワサノジョニーに5馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシゲルウルフを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

6月3日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦の虹の松原特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず3着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のスターダム特選（佐賀ダート1750m 雨/重）に出走。鞍上は児島真二騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月30日、中5週で迎えた11戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の波戸岬特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月10日、中9週で迎えた12戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の突風賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

10月19日、連闘で迎えた13戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた14戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

12月13日、中4週で迎えた15戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

4歳（2018年）

1月3日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3七八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のモズノハナミチをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

1月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2九十（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

1月30日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したキタサンシャドーを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

3月20日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2六七（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた22戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

5月15日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2三四五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた25戦目は、夏椿特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

9月14日、約3か月の休み明けで迎えた26戦目は、かわさきジャズに初音ミク登場!記念（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったポートオブコールに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月17日、中4週で迎えた27戦目は、ジオファーム6周年幻のミニ蹄鉄発売記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2五六（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のインヴィジブルを3/4馬身振り切って5勝目を収める

11月28日、中2週で迎えた29戦目は、ジオファーム馬い!ニンニク3連単発売記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（10戦1勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた30戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、ゆがわら戦隊ゆたぽんファイブカップ（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5歳（2019年）

1月2日、中1週で迎えた31戦目は、ばんえい十勝からの初夢賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（11戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

1月28日、中3週で迎えた32戦目は、友彦&美留季結婚記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（12戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るトニーファイブを次元の違う末脚で半馬身差し切って6勝目をマークした。

2月25日、中3週で迎えた33戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、寒緋桜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキョウワヴィランに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月4日、中4週で迎えた34戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（13戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた35戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（14戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（15戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた37戦目は、行田市観光協会会長賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。