キョウワヴィラン（2015年生、母キョウワキララ）

キョウワヴィラン（2015年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋悪役」。毛色は青毛。種牡馬のローレルゲレイロ（当時11歳）と交配したキョウワキララが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は協和牧場。主な勝ち鞍は2021年の梅雨明かり特別(一般B2三 B3一)。

経歴

デビュー前

千田輝彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

1月7日、デビュー戦は竹之下智昭騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では電光石火の末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

1月27日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

5月20日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

6月21日、中4週で迎えた4戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の三熊山特別（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したピラミッドファラオに半馬身届かず2着に敗北した。

8月12日、中6週で迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

9月20日、中5週で迎えた6戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクニサキオペラに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月10日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のセンスオブワンダーに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

11月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヴェルジェーズに半馬身届かず2着に敗北した。

11月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヒダルマにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月13日、中2週で迎えた10戦目は、すいせん賞（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスナークビシャモンに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4歳（2019年）

1月30日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、稲村亜美さん来場記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒロソーラーに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月14日、中1週で迎えた12戦目は、埼玉県肉用牛経営者協会会長賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた13戦目は、寒緋桜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシゲルクロジャガーに2馬身の差をつけて5勝目を手にした。

4月1日、中4週で迎えた14戦目は、花見特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1三四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（4戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では稲妻のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた16戦目は、薫風特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤江渉騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るポンエペレを途轍もない末脚でアタマ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

6月10日、中3週で迎えた17戦目は、くろうま賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で藤江渉騎手（6戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた18戦目は、川崎のSPAT4プレミアムポイント賞（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で藤江渉騎手（7戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた19戦目は、みうらレンタサイクル特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で藤江渉騎手（8戦3勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

8月23日、中4週で迎えた20戦目は、名水はだの富士見の湯賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で藤江渉騎手（9戦3勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた21戦目は、小野ファーム横濱アイス工房記念（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で藤江渉騎手（10戦3勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。

10月20日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、よこすか満喫きっぷ杯（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、最後はタオルデスカーフと並んで5着同着となった。

11月22日、中4週で迎えた23戦目は、いのうえのぞみ一日カメラマン記念（川崎ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（11戦3勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた24戦目は、よみうりランド「ジュエルミネーション」賞（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（12戦3勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったララクードゥリオンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5歳（2020年）

1月1日、中1週で迎えた25戦目は、初夢賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（13戦3勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた26戦目は、アルデバラン賞（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（14戦3勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

3月6日、中4週で迎えた27戦目は、アンタレス賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（15戦3勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

4月14日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、プロキオン特別（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

5月12日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた29戦目は、フォーマルハウト賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（16戦3勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

6月8日、中3週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた30戦目は、くろうま賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（17戦3勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったコスモターンブルーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月15日、中4週で迎えた31戦目は、小暑特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（18戦3勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、4着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた32戦目は、風鈴特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（19戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月14日、中4週で迎えた33戦目は、金木犀特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（20戦3勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したスターギアに半馬身届かず2着となった。

10月16日、中4週で迎えた34戦目は、紫苑特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤江渉騎手（21戦3勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた35戦目は、64歳か月最年長勝利記録保持者森下博記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤江渉騎手（22戦3勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったバルミーゴーラに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

12月18日、中4週で迎えた36戦目は、樅木特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤江渉騎手（23戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6歳（2021年）

1月3日、中1週で迎えた37戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、七福神特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた38戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ヴィクトリーチャレンジ（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

3月1日、中4週で迎えた39戦目は、忘れ雪特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（24戦3勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したジョガールボニートに半馬身届かず2着となった。

4月21日、中6週で迎えた40戦目は、零れ桜特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（25戦3勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に敗れた。

5月25日、中4週で迎えた41戦目は、メイスター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（26戦3勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた42戦目は、梅雨明かり特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（27戦3勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のアルチレイロを半馬身振り切って久しぶりに美酒を浴びた。

7月7日、中2週で迎えた43戦目は、ジュライスター賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（28戦4勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた44戦目は、三浦すいか特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤江渉騎手（29戦4勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた45戦目は、秋風月特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤江渉騎手（30戦4勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた46戦目は、セプテンバースター賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で藤江渉騎手（31戦4勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

デビュー前

山田正実厩舎（川崎）へ入厩。

7歳（2022年）

1月31日、約4か月半の休養明けで迎えた47戦目は、氷瀑特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤江渉騎手（32戦4勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた48戦目は、岩ガキ「鶴宝」を真鶴町に食べに行こう記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤江渉騎手（33戦4勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

4月7日、中4週で迎えた49戦目は、卯の花月特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で藤江渉騎手（34戦4勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

5月17日、中5週で迎えた50戦目は、メイスター賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で藤江渉騎手（35戦4勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた51戦目は、くろうま賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で藤江渉騎手（36戦4勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた52戦目は、神尾香澄騎手を鞍上に迎えて、さくらんぼ特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

8月3日、中3週で迎えた53戦目は、三浦すいか特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（37戦4勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた54戦目は、カノープス賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は神尾香澄騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた55戦目は、岡村裕基騎手を鞍上に迎えて、かわさきジャズ2022開催記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず12着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた56戦目は、小六月特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は藤江渉騎手（38戦4勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた57戦目は、晩秋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（39戦4勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8歳（2023年）

1月10日、中8週で迎えた58戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、京都とりにく特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた59戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、姫路和牛特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた60戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、DASH福山駅前特別（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず12着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた61戦目は、4歳以上B1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大柿一真騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた62戦目は、兵庫馬事畜産特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた63戦目は、日本トーター杯（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

7月19日、約3か月半の休養明けで迎えた64戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた65戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、丹波篠山牛特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた66戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は大柿一真騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

9歳（2024年）

2月1日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた67戦目は、アネモネ賞（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は大山龍太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。