トーアブリザード（1987年生、母ゲサリイ）

Toa Blizzard

1987.03.30

トーアブリザード（1987年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時8歳）と交配したゲサリイが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は（有）トーア牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回、中央障害6戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

松永善晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

11月4日、デビュー戦は松永昌博騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。17頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、レガシーワイスに交わされて2馬身半差の2着となった。

11月26日、中2週で迎えた2戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、リードを5馬身以上確保して、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

3歳（1990年）

2月3日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい8着に敗れた。

2月24日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで踏ん張ったが、キタシバスペインに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月25日、中1週で迎えた6戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

6月2日、中9週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

4歳（1991年）

2月24日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた8戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

3月16日、連闘で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で合谷喜壮騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

4月13日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサングッドホーラーから2馬身半差の2着となった。

5月5日、中2週で迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったコガネアラシからクビ差の2着に甘んじた。

5月26日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（2戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のランドパーシァに約17馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5歳（1992年）

4月11日、約10か月半の休養明けで迎えた14戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に57kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマチカネハナノエンからアタマ差の2着に甘んじた。

4月26日、中1週で迎えた15戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた16戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。