シラキヌ（2019年生、母Meets Expectations）

経歴

デビュー前

2歳（2021年）

10月30日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたヴァルツァーシャル決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

11月14日、中1週で迎えた2戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

12月12日、中3週で迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたアルムマッツ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

3歳（2022年）

6月19日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩田望来騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のクリーンジーニアスに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月25日、連闘で迎えた5戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

4歳（2023年）

4月29日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、5着に終わった。

7月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

8月5日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

10月14日、中9週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は西塚洸二騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るバンドールロゼを次元の違う末脚で交わし去り、最後は約11馬身の大差をつけて久々に勝利を挙げた。

11月12日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスの3歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は秋山稔樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、勝ったシアージストに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2024年）

2月11日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったロードラディウスにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

2月24日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で秋山稔樹騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、4歳以上2勝クラスの火打山特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山稔樹騎手（5戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、不屈の敢闘精神でしぶとく粘り込んで、最後は2着のベルウッドウズメに1馬身3/4の差をつけて3勝目を獲得した。

6月9日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの安芸ステークス（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で秋山稔樹騎手（6戦1勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい13着に敗れた。

2024年8月21日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。