スノースマイル（2005年生、母チーフハインド）

スノースマイル（2005年2月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「雪の笑顔」。毛色は鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時18歳）と交配したチーフハインドが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方27戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は2009年の一般B2-3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三石川上牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

3月23日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

4月20日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

7月13日、中9週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

8月2日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた6戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

10月7日、中6週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳B10（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

10月14日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた8戦目は、3歳B10（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマタケソウルに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月26日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るイソノホウオウを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利をモノにする

11月23日、中1週で迎えた11戦目は、越前市野尻医院職員旅行記念（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサクセスフルロールに9馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

12月9日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-2（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハローボギイに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

12月22日、中1週で迎えた13戦目は、リゲル特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（6戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

4歳（2009年）

1月2日、中1週で迎えた14戦目は、シクラメン賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で米倉知騎手（7戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4月12日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で米倉知騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で米倉知騎手（9戦4勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で米倉知騎手（10戦4勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

5月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1-4（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で米倉知騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサクラグランクリュに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月7日、中1週で迎えた19戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で米倉知騎手（12戦5勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオードリーローズを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

6月15日、連闘で迎えた20戦目は、一般B4-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で米倉知騎手（13戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るチキリボーイを上がり0位の末脚で半馬身差し切ってファンの高評価に応えた。

6月28日、中1週で迎えた21戦目は、きんぎょそう特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で米倉知騎手（14戦6勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンレイコンサートを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

7月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で米倉知騎手（15戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトップハーバーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて優勝

7月28日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で米倉知騎手（16戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマダムビジューを上がり0位の末脚で半馬身差し切って順当に勝利した。

8月16日、中2週で迎えた24戦目は、一般B2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で米倉知騎手（17戦8勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で米倉知騎手（18戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた26戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般B2-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた27戦目は、北國新聞文化センター杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（19戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた28戦目は、圭太君と育代さんの結婚記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（20戦8勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイモータライズを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

10月20日、中1週で迎えた29戦目は、惇・元気グランプリ（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（21戦8勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた30戦目は、明日は競馬の祭典JBC（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（22戦8勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた31戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般B2-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーアギンガを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

11月29日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したロンシャンステージを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

12月13日、中1週で迎えた33戦目は、山茶花特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は米倉知騎手（23戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。