リファールエル（2007年生、母リファールカンヌ）

リファールエル（2007年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋Ｌ」。毛色は青毛。種牡馬のゼンノエルシド（当時10歳）と交配したリファールカンヌが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方13戦4勝。主な勝ち鞍は2011年のめざせレコード稲妻チャレンジ(一般C1二)。

経歴

デビュー前

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

9月27日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

11月14日、中3週で迎えた3戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 小雨/重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

12月12日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

3歳（2010年）

2月6日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に敗れた。

4月17日、中9週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/不良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

8月8日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラベッシーから3/4馬身差の2着となった。

4歳（2011年）

2月3日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた8戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた12戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

6月4日、中7週で迎えた13戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシンカロンに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1四（福山ダート1130m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアイビスランドに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

7月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカコマンダーに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月17日、中1週で迎えた16戦目は、めざせレコード稲妻チャレンジ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセイカソラミルをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

8月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本剛志騎手（4戦4勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月28日、中3週で迎えた18戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月12日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた20戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。