セイカソラミル（2007年生、母セイカチェンバロ）

セイカソラミル（2007年5月17日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋空を見る」。毛色は青鹿毛。種牡馬のタップダンスシチー（当時10歳）と交配したセイカチェンバロが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は徳本幸雄。戦績は、中央平地5戦0勝、地方45戦8勝2着4回。主な勝ち鞍は2011年の4歳以上C3二。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

2月27日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 小雨/不良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

7月10日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

8月29日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。13着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた6戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のタガノタッセルをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

10月26日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた9戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入った。

11月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2011年）

1月13日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた14戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた15戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は木村健騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のマイグッドフェローに4馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

3月16日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のディアキングサンを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

4月28日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた20戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた22戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（福山ダート1130m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた24戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（福山ダート1250m 晴/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトレジャーストーンに3馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

6月19日、連闘で迎えた25戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカコマンダーに3/4馬身の差をつけて優勝

6月26日、連闘で迎えた26戦目は、福山・高知連携円福寺シリーズ六戦（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリワードインティマから1馬身半差の2着に敗北した。

7月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月17日、連闘で迎えた28戦目は、めざせレコード稲妻チャレンジ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリファールエルからクビ差の2着に甘んじた。

7月25日、連闘で迎えた29戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクールシナリオに2馬身の差をつけて制した。

8月7日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1一（福山ダート1130m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（5戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月14日、連闘で迎えた31戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（6戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月21日、連闘で迎えた32戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で池田敏樹騎手（7戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラスタイムからクビ差の2着となった。

8月28日、連闘で迎えた33戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で池田敏樹騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた34戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で池田敏樹騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月19日、連闘で迎えた35戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で池田敏樹騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったルビーエメラルドから半馬身差の2着に敗北した。

10月9日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で池田敏樹騎手（11戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月16日、連闘で迎えた37戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で池田敏樹騎手（12戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた38戦目は、福山・荒尾フレンドリー騎手交流第6戦（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で池田敏樹騎手（13戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のバビッシュに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月6日、中1週で迎えた39戦目は、福山・荒尾フレンドリー騎手交流第14戦（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で池田敏樹騎手（14戦3勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月12日、連闘で迎えた40戦目は、一般B3二（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で池田敏樹騎手（15戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた41戦目は、一般B3三（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で池田敏樹騎手（16戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレアショットをアタマ差制して雨下の激闘を制した。

11月26日、連闘で迎えた42戦目は、一般B3三（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で池田敏樹騎手（17戦4勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた43戦目は、一般B3二（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で池田敏樹騎手（18戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた44戦目は、一般B3二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で池田敏樹騎手（19戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2012年）

1月3日、中1週で迎えた45戦目は、一般B3二（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で池田敏樹騎手（20戦4勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた46戦目は、一般B3二（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で池田敏樹騎手（21戦4勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた47戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で池田敏樹騎手（22戦4勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた48戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は23戦連続で池田敏樹騎手（23戦4勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月13日、連闘で迎えた49戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は24戦連続で池田敏樹騎手（24戦4勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた50戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は25戦連続で池田敏樹騎手（25戦4勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。