ツジジャックポット（1996年生、母セリーヌバンブー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、辻俊夫によって966万円で落札された。

吉永忍厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

4月4日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、トーワチャンピオンに交わされて4馬身差の2着となった。

4月18日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた4戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサンクールウイナーに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

5月30日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

6月26日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下の野苺賞（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったシルバーネックレスにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

7月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下の露草賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったエーピーバーストにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

8月22日、中5週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の国東特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の西脇特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（5戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい13着に敗れた。

4歳（2000年）

3月26日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた10戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で飯田祐史騎手（6戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したタガノツイスターを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月22日、中3週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で飯田祐史騎手（7戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で飯田祐史騎手（8戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。