サクラモンストール（2010年生、母サクラブラッサム）

サクラモンストール（2010年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋怪物（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時21歳）と交配したサクラブラッサムが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）新和牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方40戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の一般C2十四。

経歴

デビュー前

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

5月19日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて最後はドリームサンサンと並んで12着同着となった。

6月15日、中3週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 雨/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

8月4日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。3着に入った。

8月25日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

12月3日、中9週で迎えた6戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4歳（2014年）

1月8日、中4週で迎えた7戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた8戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、砂嵐賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた9戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、3着に入った。

4月23日、中9週で迎えた10戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、ひだか特産市特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた11戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、豊富町「北海道牛乳の郷里」特別（門別ダート1200m 雨/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた12戦目は、はまなす特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた13戦目は、どさんこラジオ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

6月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、ロジユニヴァース賞（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた15戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、フリオーソ賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

7月10日、連闘で迎えた16戦目は、名水の郷きょうごく特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた17戦目は、JAバンクちょきんぎょ特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた18戦目は、蓮特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林靖幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

8月7日、連闘で迎えた19戦目は、優駿の里安平町畑の恵み特別（門別ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小林靖幸騎手（4戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って5着に終わった。

8月12日、連闘で迎えた20戦目は、サッポロホワイトベルグ特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小林靖幸騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C22 C31（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林靖幸騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた22戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、秋桜特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた23戦目は、優駿の里「安平町チーズ」特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

10月8日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、水引特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた25戦目は、山茶花特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた26戦目は、みついし花だより特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（8戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた27戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、志特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた28戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、急須でいれたような賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた29戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、スズキライトレース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

12月31日、中0週で迎えた30戦目は、メイセイオペラメモリアル（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

5歳（2015年）

1月12日、中1週で迎えた31戦目は、スマイルアゲインレース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

3月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた32戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のゴールドカナチャンに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月4日、連闘で迎えた33戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月11日、連闘で迎えた34戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のバンブートニに4馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

4月19日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のコスモデスタンに3馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

5月11日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

5月17日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、勝ったブリリアントジェムにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

5月24日、連闘で迎えた39戦目は、フェアリーアイ賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（5戦2勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

5月31日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（6戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず3着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた41戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた42戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた43戦目は、一般C2八九（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（3戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた44戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた45戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。