ミスマヌエラ（2000年生、母キュウティガール）

ミスマヌエラ（2000年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「有名ダンサー名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時7歳）と交配したキュウティガールが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）オリエント牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方34戦4勝2着3回。2002年のサマーチャレンジVに勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、オリエント牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、西森鶴によって640.5万円で落札された。

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

6月4日、デビュー戦は岡島玉一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は490kg。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったメシアガレから4馬身差の2着に敗北した。

6月12日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のオペラシルキーに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアグネスタキオン賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月8日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴッドミュータントからアタマ差の2着となった。

8月29日、中2週で迎えた5戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサマーチャレンジV（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のライコウタイフーンをハナ差制して2勝目を掴み取った。

9月21日、中2週で迎えた6戦目は、2歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

10月30日、中5週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のオオカリベロマンに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月13日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンの日高門別川特別（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は中村裕司騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（2003年）

2月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦のゆきやなぎ特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の水仙特別（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

4月26日、中6週で迎えた11戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアイリス特別（大井ダート1690m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のひなげし特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の白ばら特別（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた14戦目は、嶋村彰直騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の矢車草特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた15戦目は、3歳戦のダリア特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で嶋村彰直騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のペチュニア特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で嶋村彰直騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のハイビスカス特別（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で嶋村彰直騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

8月26日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のけいとう特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で嶋村彰直騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月27日、中4週で迎えた19戦目は、一般C1六七（大井ダート1390m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で嶋村彰直騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1八九（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で嶋村彰直騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

4歳（2004年）

2月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、バレンタインデー特別（高知ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月29日、中1週で迎えた22戦目は、新井君祝結婚!石井君はいつ!特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた23戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた24戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般A B（高知ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた25戦目は、がんばる高知競馬激励特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラスローマンから2馬身半差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた26戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、佐藤エージェンシー記念特別（高知ダート1600m 小雨/重）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた27戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般A B（高知ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月29日、連闘で迎えた28戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1600m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月20日、中2週で迎えた29戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた30戦目は、12周年記念元気な西森美江特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた31戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた32戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定オープンの黒潮乙女特別（高知ダート1600m 曇/稍重）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月2日、中5週で迎えた33戦目は、一般C3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のドラゴンジェイに2馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。

10月17日、中1週で迎えた34戦目は、秋冷特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた35戦目は、神無月特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は花本正三騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に終わった。