ステルナティーア（2019年生、母ラルケット）

ステルナティーア（2019年1月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「イタリア、プッリャ州にある自治体」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時11歳）と交配したラルケットが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2021年のサウジアラビアロイヤルカップ(G3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額5,000万円（125万×40口）で一口馬主が募集された。

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

8月8日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は446kg。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のレッドアヴァンティに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月9日、中8週で迎えた2戦目は、2歳G3のサウジアラビアロイヤルカップ（東京芝1600m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したコマンドラインに半馬身届かず2着に敗北した。

12月12日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G1の阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

3歳（2022年）

3月5日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、牝馬限定3歳G2のチューリップ賞（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。

5月8日、中8週で迎えた5戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳G1のNHKマイルカップ（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく13着に終わった。

4歳（2023年）

3月19日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの熱田特別（中京芝1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。

5月20日、中8週で迎えた7戦目は、4歳以上2勝クラスの高尾特別（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月17日、中3週で迎えた8戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの相模湖特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

5歳（2024年）

3月17日、約9か月の休み明けで迎えた9戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの熱田特別（中京芝1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、リードを5馬身以上キープして、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた10戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。