キングスライダー（1986年生、母ラフオンダンサー）

キングスライダー（1986年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のボルグスキー（当時8歳）と交配したラフオンダンサーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）原口牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方30戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1990年のシーサイドカップ(B1)。

経歴

デビュー前

柏木一夫厩舎（小林）へ入厩。

2歳（1988年）

9月30日、デビュー戦は早田秀治騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は487kg。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイコーテイオーをハナ差制して初勝利を挙げた。

10月14日、中1週で迎えた2戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のゴールドジュニアー（大井ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は早田秀治騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月11日、中5週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（2戦1勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったクルーザーから2馬身差の2着となった。

3歳（1989年）

1月17日、中4週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワネルソンに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

2月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の京浜盃（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（4戦2勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の若駒特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で早田秀治騎手（5戦2勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

4月11日、中5週で迎えた8戦目は、3歳戦の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で早田秀治騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた9戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若草賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンパサイザーからクビ差の2着に甘んじた。

7月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳戦の白樺特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は早田秀治騎手（7戦2勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のレピュートをクビ差制して制した。

8月18日、中4週で迎えた11戦目は、サンセット賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（8戦3勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた12戦目は、クリスタルナイトカップ（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（9戦3勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月31日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた13戦目は、ファイナルドリーム賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（10戦3勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1990年）

1月18日、中2週で迎えた14戦目は、中央区特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で早田秀治騎手（11戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた15戦目は、港区特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で早田秀治騎手（12戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた16戦目は、白富士特別（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で早田秀治騎手（13戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた17戦目は、マーチ特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で早田秀治騎手（14戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4月13日、中4週で迎えた18戦目は、仲春特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったツーワブラザーからクビ差の2着となった。

4月22日、連闘で迎えた19戦目は、春風特別（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月17日、中3週で迎えた20戦目は、江東区特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた21戦目は、はくちょう座特別（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた22戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、オーロラ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月15日、中2週で迎えた23戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったツクバスキーから1馬身差の2着となった。

7月31日、中1週で迎えた24戦目は、トワイライトカップ（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（6戦0勝）。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた25戦目は、シーサイドカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のテツノカンムリに3馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

11月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた26戦目は、オータムカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（2戦1勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた27戦目は、東京記念（大井ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月26日、中4週で迎えた28戦目は、浦和記念（浦和ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1991年）

1月4日、連闘で迎えた29戦目は、東京シティ盃（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた30戦目は、ガーネット特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は早田秀治騎手（15戦3勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。

3月3日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、町田俊夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

4月21日、中6週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた32戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京芝2300m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。