プレスト（2002年生、母アップヒルガール）

プレスト（2002年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「急速な」。毛色は鹿毛。種牡馬のロイヤルタッチ（当時9歳）と交配したアップヒルガールが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）タツヤファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方20戦2勝2着1回。2004年のウィナーズチャレンジで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

6月30日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。馬体重は440kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた2戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のチョイスに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月16日、中5週で迎えた3戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のジーエスコンコルドに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月23日、連闘で迎えた6戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後はアウスレーゼと並んで2着同着となった。

3歳（2005年）

3月14日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

5月16日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。

5月31日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

6月5日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた13戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

6月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（7戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着を確保した。

7月31日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（8戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

8月27日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（9戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

4歳（2006年）

1月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

2月24日、中5週で迎えた19戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

3月29日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた20戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた21戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、港町特別（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。