ニキ（2021年生、母シュネッラー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、松浦牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって440万円で落札された。

2歳（2023年）

6月4日、デビュー戦は吉原寛人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスーパードリーム（金沢ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は494kg。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エムティイーグルに交わされて2馬身半差の2着に敗れた。

7月4日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の若草特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、エムティイーグルに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

8月1日、中3週で迎えた3戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のサードニクス賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

10月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のGoal to My SHIP特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の中央競馬厩舎関係者駿友会関西支部杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤翔馬騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るガガヒャクマンゴクを半馬身差し切って初勝利を挙げた。

12月18日、中3週で迎えた7戦目は、2歳（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤翔馬騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るルッキズムを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って1着ゴールを果たした。

3歳（2024年）

1月11日、中2週で迎えた8戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のリワードマーリンに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

2月21日、中5週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったデザートトレインに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

デビュー前

1歳のとき、松浦牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって440万円で落札された。

加藤和義厩舎（金沢）へ入厩。

3月19日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のマンション丸金沢記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は加藤翔馬騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のガンジャクィーンに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の泊まって応援加賀温泉郷特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月28日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤翔馬騎手（6戦3勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月9日、中5週で迎えた13戦目は、3歳戦の石川優駿（金沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤翔馬騎手（7戦3勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のマミさんとおいしいおいもの推し活旅行記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤翔馬騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた15戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の釜田大輔生誕祭記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

9月15日、中7週で迎えた16戦目は、祐太くん、みなみさんご結婚おめでとう記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は加藤翔馬騎手（9戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったパステルデナタに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月5日、中2週で迎えた17戦目は、板橋競馬倶楽部最高指導者リスペクト記念特別編成（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（10戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のロングレジリエントに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1六（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤翔馬騎手（11戦4勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオールズフェアに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

11月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1七（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のスノーファンタジーに2馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。