ルッキズム（2021年生、母ルミナスソード）

ルッキズム（2021年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「外見重視主義」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のワールドエース（当時12歳）と交配したルミナスソードが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中地広大。戦績は、中央平地6戦0勝、地方8戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2023年のプリムラ賞( 牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ハクレイファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、田頭勇貴によって165万円で落札された。

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

6月10日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

7月30日、中4週で迎えた3戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた4戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菅原隆一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆一騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

2023年9月20日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月7日、中7週で迎えた7戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメニーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月19日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳戦のプリムラ賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカレンバンブーに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月5日、中1週で迎えた9戦目は、塚本弘隆騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の金のなる木賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた10戦目は、2歳（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本弘隆騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、ニキに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月27日、連闘で迎えた11戦目は、牝馬限定2歳戦のノースポール賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本弘隆騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のガンジャクィーンに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

3歳（2024年）

2月19日、中7週で迎えた12戦目は、及川烈騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊かなスタミナで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、ブエナローズに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月26日、中4週で迎えた13戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で及川烈騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、デイジーキングに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月16日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で及川烈騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで崩れずに走り抜いたが、トーセンエナジーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。