トニーヤング（1999年生、母サング）
Tony Young
1999.06.12
トニーヤング（1999年6月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋若い（母名から連想）」。毛色は栗毛。種牡馬のトニービン（当時16歳）と交配したサングが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場（有）。戦績は、中央平地7戦0勝、地方47戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。
経歴
デビュー前
安田伊佐夫厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2002年）
5月4日、デビュー戦は小坂忠士騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は478kg。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では伸びが劣勢になり18着に終わった。
9月8日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。
9月15日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。
9月28日、中1週で迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。
11月9日、中5週で迎えた5戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。
12月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。
12月7日、連闘で迎えた7戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。
4歳（2003年）
5月31日、約6か月の休養明けで迎えた8戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月7日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月14日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7月5日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月26日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のファインボンをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。
8月3日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部英俊騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月15日、中1週で迎えた16戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のゼンノサイレンスに4馬身の差をつけて優勝
8月23日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月13日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月13日、中1週で迎えた20戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
11月8日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（10戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のアドマイヤギンガに3/4馬身の差をつけて1位入線にしたが、その後4着に降着となった。
11月22日、中1週で迎えた23戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 雪/重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月29日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5歳（2004年）
1月3日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（13戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月4日、約3か月の休養明けで迎えた27戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月18日、中1週で迎えた28戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月2日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月8日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月23日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた31戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後はスピードビクターと並んで3着同着となった。
6月20日、中3週で迎えた32戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 雨/重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月4日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月2日、中3週で迎えた34戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月14日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月21日、連闘で迎えた36戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
9月5日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月19日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月4日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で草地保隆騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月30日、中3週で迎えた40戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で草地保隆騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月13日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で草地保隆騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。
11月29日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で草地保隆騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月18日、中2週で迎えた43戦目は、菅原幸弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月31日、中1週で迎えた44戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に終わった。
6歳（2005年）
1月8日、連闘で迎えた45戦目は、水沢テレビ杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。
4月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg減らして迎えた46戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。
4月11日、連闘で迎えた47戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。
4月18日、連闘で迎えた48戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。
4月24日、連闘で迎えた49戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（10戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。
5月1日、連闘で迎えた50戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。
5月16日、中1週で迎えた51戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は南郷家全騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したデュプレアディーンを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。
5月23日、連闘で迎えた52戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（12戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。
5月30日、連闘で迎えた53戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（13戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタマガッツを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。
6月6日、連闘で迎えた54戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（14戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマクロストームを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。