ファインボン（1999年生、母イマラダッシュ）
Fine Bon
1999.02.17
ファインボン（1999年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋素敵（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のRahy（当時14歳）と交配したイマラダッシュが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）梅田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方40戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年の磐井川特別(一般C2)。
経歴
デビュー前
河野通文厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2002年）
4月20日、デビュー戦は鈴来直人騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。
5月12日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未出走（新潟芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
10月19日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。
11月10日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。
11月17日、連闘で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。
4歳（2003年）
4月5日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイアソシエイツから1馬身1/4差の2着に敗北した。
4月20日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月3日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトニーヤングからクビ差の2着に甘んじた。
8月2日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノプレジャーに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
9月1日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のライデンノハナに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
9月21日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月4日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカノエクシードから2馬身半差の2着に敗北した。
12月7日、中6週で迎えた16戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリキアイセイウンをクビ差制して3勝目を収める
12月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のウィザードボーイに2馬身の差をつけて4勝目を挙げた。
12月29日、連闘で迎えた18戦目は、磐井川特別（水沢ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で小林俊彦騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイエロードリームをクビ差制して勝利を手中に収めた。
5歳（2004年）
1月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で小林俊彦騎手（9戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月4日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、一般B1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で小林俊彦騎手（10戦5勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月19日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1 B2（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月1日、中1週で迎えた22戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月13日、中5週で迎えた23戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。
6月29日、中1週で迎えた24戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。
7月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエイシンカウボーイを3/4馬身振り切って6勝目を掴み取った。
7月27日、中1週で迎えた26戦目は、奥村優輝くん誕生日記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蔵重浩一郎騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマッチザセイムをクビ差振り切って7勝目を掴み取った。
9月12日、中6週で迎えた27戦目は、竹田吉孝騎手を鞍上に迎えて、（株）三崎ストアー賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。
9月28日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（4戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。
10月12日、中1週で迎えた29戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（5戦2勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。
10月26日、中1週で迎えた30戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、一般B3-2（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。
11月9日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。
11月23日、中1週で迎えた32戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。
12月6日、中1週で迎えた33戦目は、金沢競馬売店組合宮川売店杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。
12月20日、中1週で迎えた34戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で古性秀之騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。
6歳（2005年）
1月3日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は竹田吉孝騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。
4月10日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた36戦目は、（株）本田工務店陽春杯（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉孝騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマンダリンメガを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。
4月24日、中1週で迎えた37戦目は、れんげ特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹田吉孝騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
5月5日、中1週で迎えた38戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、北陸製菓（株）杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。
5月24日、中2週で迎えた39戦目は、れんげ特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は竹田吉孝騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。
6月5日、中1週で迎えた40戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉孝騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。
6月21日、中1週で迎えた41戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。
7月3日、中1週で迎えた42戦目は、蔵重の店片町No1ビル「GI」杯（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。
7月18日、中1週で迎えた43戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、納口雅勝誕生日記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。
7月31日、中1週で迎えた44戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。
8月16日、中1週で迎えた45戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、もっちゃん・とみた・みわっち誕生日記念（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。